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ピンクリボンアドバイザー認定試験を受けました

日本では1944年に初めてピンクリボン運動が始まりました。
その後、2000年には外科、放射線科、婦人科などの医師が集まり日本で初めての乳がん啓発団体である乳房健康研究会が発足したそうです。
 厚生労働省の乳がん対策も2000年にマンモグラフィー検診が50歳以上に適応され、その後も適応年齢が40歳以上になり乳がん検診無料クーポンの送付と進んではいます。しかし、検診の受診率は30%前後と欧米やお隣の韓国と比べても低い状況です。
 乳がんの診療は大きく進歩していますが、早期発見、早期治療によりその後の経過に大きな影響を与えます。
乳がんについて正しい知識を身につけた人が一人でも増え、さらに学んだことを伝える乳がんにやさしい社会を作っていくことができたらと思います。

 皆様のおかげで開院できた三和病院でも、 4月より松戸市のマンモグラフィ検診が可能となります。いかに皆さんに検診を受けていただくか、地域の皆様と共に考えていきます。
また、乳がん検診をお考えの方や現在治療を受けられている方のご相談にも対応させていただきます。
ご意見、ご質問等ございましたらお気軽にお声をかけてください。

総看護師長         
認定ピンクリボンアドバイザー   野 崎 聡 子

放射線科からのお便り⑤

今回のCTとMRIの検査の違いのまとめです

急に始まった頭痛や、頭をぶつけたなどの外傷による出血が疑われる場合はCT検査を行います。
血管の奇形、動脈瘤、しびれやめまいなど急性期の脳梗塞が疑われる場合にはMRI検査を行います。
CTとMRIは撮影技術が異なるので、病状や撮影箇所、目的、患者さんの状態など様々な要因によって医師の判断により選択されます。また、疾患によってはCTとMRI両方を行う場合もあります。

つまり、問診や診察の際には、しっかりと状況や状態を医師に伝えて、適切な検査を選択してもらうことが重要なことになります。

放射線科からのお便り④

検査部位別適応表
※超音波検査や内視鏡検査など、状況により適応する検査も変わります。
 また造影の有無でも有効性が違いますので、あくまでも目安としてご参照ください。

放射線科からのお便り③

MRI 検査の長所と短所
原理:強い磁場の中に入り体に電波をあてることによって、画像を得ることが出来ます。
長所 (*^_^*)
 ① 水分や脂肪の多い箇所の画像診断に力を発揮します
 ② 放射線被爆がありません
 ③ 造影剤を使用せずに血管を撮像できます
 ④ 撮像方法を変えることで病変の質的評価が出来ます
短所 (´・_・`)
 ① 検査時間が長い(頭部MRIで約15分)
 ② 検査中、工事現場のような大きな音がする
 ③ ペースメーカーが埋め込まれている場合には検査ができません
 ④ 体動に弱い

放射線科からのお便り②

CT 検査の長所と短所
原理:X線撮影を360度全方向から行って、コンピューターで計算して断層画像を得ます。
長所 (*^_^*)
 ① 骨や肺(空気)など水分が少ない箇所の画像診断に力を発揮します
 ② 検査時間が短い(頭部CTで約20秒)
 ③ 広範囲の検査が可能(胸部~骨盤など)
短所 (´・_・`)
 ① 放射線被ばくがあります
 ② 血管の撮影で造影剤が必要になります
 ③ 骨や金属により病変が見えない場合があります

放射線科からのお便り①

放射線科でおこなう検査の中にCTやMRIがあります。
どちらも大きな筒の中に入り、身体の断層画像(輪切りの画像)を得る検査ですが、それぞれの違いについてはわからない人も多いのではないでしょうか?
今回、その違いについて簡単にご紹介します。
CT CT

MRI MRI

画像の比較

春一番

昨日 午前11時 関東地方に春一番が吹きました。
強風とともに春の気配も感じることが出来ましたが、まだ2月
寒さの厳しい日もあると思います。
2月に入ってインフルエンザが流行してきています。
花粉症の予防もそろそろ・・・・
皆様、体調の管理を充分にお願いします。

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